借金があると精神に悪い

家族会議で借金返済の早期完済を目指す

家

親父が家の修繕のために銀行からお金を借りました。

その借金の返済総額が百万円だったので、家族全員がすごく暗い雰囲気となってしまいました。 自分は大学生で、祖母は隠居生活、両親は共働きでした。

母は家事と祖父の面倒、そしてパートの仕事ですごくハードな日々を送っていました。

自分は学費を稼ぐために夏と冬の長期休暇の時にはアルバイトをしました。 学費の支払いで余った分は、家にもお金を入れていました。

家族会議を行い、母は家計簿を持ち出して支出で削れる部分がどこかの話し合いを行いました。 基本的には、食費、光熱費、交通費の節約になります。 家族全員が知恵を出し合って、少しでも節約できるように作戦を練りました。

その結果、今までより月々数万円の支出を減らすことができました。

母親は精神的に解放されて笑顔が多くなった

親父は、家庭内菜園が得意で、多く取れた野菜を近所の人に配っていました。

そのお返しとして、家で作っていない野菜やお肉、魚などを貰いました。 これにより食費が大幅に浮いた月もありました。

私と、母親はこまめに電気を節約するために頑張りました。 家族全員による節約のための努力もあって、百万円あった借金ですが、当初の返済完了までより短期間で支払い終えることが出来ました。

銀行の融資担当者の方にも「すごい早い返済ですね」と言われました。 借金返済が早く終わると利息を取れなくなるので、銀行の人にとってはたぶんがっかりだったのでしょう。

切り詰めた生活を送っている最中は、母親はよく「借金なんてするもんじゃない」と言っていました。 母にとっても借金があるという事はすごくプレッシャーになっていたのだと思います。

完済後の母は、笑顔もおおくなり、のびのびとした生活を送っています。

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