借金返済の体験談で学ぼう

借金返済の恐怖、雪だるま式に膨れ上がる返済の遅延損害金

手に持った沢山の1万円札

私は3年前に失職により収入が途絶え、家賃を滞納し借金をしてしまいました。

そもそも離職の原因は人間関係による大きな社内トラブルでした。 同業者との繋がりが広い私の業界では、このようなトラブルを起こしてしまうと噂が広まり、再就職が容易ではありません。 どの会社に応募しても、トラブルの件がもれているのか、不採用が連続します。

そして、私は失業給付も完全に途絶え、生活に苦しみはじめました。 家賃も請求され、訴訟の検討までされます。 精神的に限界であった私は、仕方なく消費者金融での借金に頼ってしまいました。

借りたお金、要は借金で家賃を支払いました。 ですが、今度は消費者金融から返済の請求が来るようになります。 消費者金融の借金も払えず、追い詰められた私は実家に逃げ帰る事にしたのです。 ですが、家賃からは逃れられても借金返済からは逃れられません。

その後も取り立てが続きましたが、ようやく就職が決まり、私にも借金返済の目処が立ちました。 そして給料をもらったので意気込んで返済しようと借金の金額を確認したら、その驚くべき金額に驚愕しました。 何と想定した金額よりもはるかに多い返済金額になっていたのです。

慌てて問い合わせを行ったところ、借金には金利と共に遅延損害金という追加の返済金があるらしく、支払わなかったら利息に上乗せで請求されるとの事です。 想定外の金額に返済が遅れてしまい、その分利息も増えます。 結局、借金を完済するまでに相当の期間がかかり、私は大損をしてしまいました。

20歳になった直後に借入をした友人

借金返済をしている友人を複数人知っているのですが、いずれも男性です。

中でも20歳になった直後に借金を作ったという男友達がおり、実家が貧しい、贅沢をしたい、アルバイトをあまりしたくないから、といった動機からでした。 20歳の時に借金を作り、それから10年以上も借金の返済生活を続けています。

どうやら借金をしてしまうと、一度切りでおしまいとはならずに何度も借り入れては返済をするのを繰り返し、常用してしまうようです。 カードが発行され、カードを利用すればいつでもお金を借り入れできるのですから、日頃金欠な人ですと、つい何度も借り入れてしまいます。 デートの前にお金を借り、女性におごったりしているようです。

借金を抱えてしまうことは大層だ、取り返しがつかないのでは、と思っていたのですが友人は借金の返済を抱えていながらも、まあまあ普通の生活を送っています。 時々、お金が足りないと言ってくる時もありますが、他人にお金を借りて借金返済にあて、給料日や仕送り日が訪れた時に返しているようです。

毎月返済をしながらも限度額内でまたお金を借りる、返す、と何度も繰り返しているために現在の債務額は分からないようです。 毎月返済をしているために、債務額は把握できていないのですが延滞はしていないために、今ではかなりの少額債務となっているのではと友人は話しています。 それを聞いて、きっちり借金総額を把握する様に忠告したのは言うまでもありません。

私の友人の借金返済のお話

私の友人の話です。 友人は専門学校に通っていました。

三年制の学校で、三年生になった春先に自分の専門とは別の分野に興味を持ち、その分野の勉強をしたいと強く思うようになりました。 そして、親の反対を押しきって専門学校を中退して新たな専門学校に入学したのです。

当然学費は親が持つわけですが、新たな学校に入学する際の条件として今まで払ってきた専門学校の学費を、社会人になったら必ず返済することを提示されました。 その条件を受け入れた友人は、新たな専門学校で勉強すると同時にアルバイトをし始めました。

社会人になる前の在学中から毎月少しずつ借金を返済していこうと考えたのです。 ただ、専門学校の学費は数百万円の単位だったので、在学中にはさすがに借金の返済はしきれませんでした。

二年制の学校を無事に卒業し、社会人になってからも毎月返済し続けました。 そして一年経ったころに、ようやく全ての借金返済を終えました。 学生時代はそれほど多くアルバイトをする時間もなかったので返済額は微々たるものでしたが、社会人になった後は欲しいものも我慢して借金返済にあてたようです。 友人いわく、親の反対を押しきって大金を払ってもらったのだから当然だろうとのことでした。

Copyright (C) 借金返済の体験談で学ぼう All Rights Reserved.